志望動機と自己PRの改善提案1

転職

以下の構成で改善例を示していきます。

1️⃣ 「落ちるレベルの志望動機と自己PR(悪い例)」
2️⃣ なぜ内定が取れないのか(問題点の分析)
3️⃣ どう直せば通るのか(改善例)


❌ 落ちる志望動機(悪い例)

「これまで日系企業でシステム開発に携わってきましたが、外資系企業のスピード感やグローバルな環境に憧れを持っています。御社のような大きな規模の会社で、自分のスキルを試してみたいと考え志望しました。これまで培った開発経験を活かしながら、成長できる環境で働きたいと考えています。」


❌ 落ちる自己PR(悪い例)

「私は責任感が強く、どんな仕事も最後までやり遂げるタイプです。チームワークを大切にしながら、プロジェクトメンバーと協力して課題を解決してきました。これからも、前向きな姿勢でチャレンジしていきたいと思います。」


🔍 問題点(なぜ通らないか)

観点問題点理由
🎯 志望動機の軸「憧れ」「試したい」など感情論中心外資は“論理と目的”を重視するため、感情ベースはNG。
💼 企業理解「御社のような大きな規模」など誰にでも言える表現汎用的で差別化できていない。企業分析の深さがない。
🚀 成果視点「成長したい」だけで会社に与える価値が見えない外資は「あなたが会社に何をもたらすか」を重視。
💬 自己PR「責任感」「チームワーク」など抽象的で測れない面接官は「具体的な成果」「数字」「行動プロセス」を求める。
🌍 外資マインド“挑戦”や“成果責任”に対する覚悟が伝わらない外資では「自律的に動ける人」が前提。受け身な印象はマイナス。

✅ 改善案(内定レベルの例)

💡 修正版:志望動機(改善後)

「これまで日系SIerで金融システムの開発・保守を担当し、業務改善提案を通じてプロセス工数を20%削減しました。
今後は、プロジェクトを国内だけでなくグローバル規模で推進できる環境に身を置きたいと考えています。
貴社のクラウドソリューション事業は、日本企業のDXを支援しており、私の業務改善スキルを活かして“顧客の運用効率化”に貢献できると考え、志望しました。」

▶ 改善ポイント:

  • 「何をやってきたか」を明確化
  • 「会社にどう貢献できるか」を中心に再構築
  • 感情よりも根拠とロジックで説得力を出す

💡 修正版:自己PR(改善後)

「現職では顧客システムの障害対応チームのリーダーを務め、原因分析から恒久対応策までを自ら主導し、対応時間を平均30%短縮しました。
特に、再発防止の仕組み化をチームで行うことで、チームの生産性も向上。
今後はこの経験をもとに、貴社のクラウドサービスの運用最適化や自動化推進に貢献していきたいと考えています。」

▶ 改善ポイント:

  • 「結果」を数字で見せる
  • 「チームで何を変えたか」を伝える
  • 外資が求める“オーナーシップ”を示す

🧭 まとめ:通る志望動機・自己PRの原則

要素内容外資が見るポイント
🎯 志望動機「自分の経験 × 企業の方向性 × 貢献できる点」論理性と事業理解
💬 自己PR「課題 → 行動 → 結果 → 学び」再現性と成果志向
🚀 姿勢「成長したい」ではなく「成長に貢献できる」主体性と実行力

このような具体的な改善策だけではなく、自身にカスタマイズされた改善策を知り、転職を成功させたい本気の人は、以下のリンクを参照ください。

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