志望動機と自己PRの改善提案3

転職

「外資系企業に転職したい。でも、自分のスキルや経歴が通用するのか不安……」
そんな風に感じていませんか?

特に、請負・下流工程の経験が長い方や、プログラミングには自信があっても、英語やサーバー知識に不安がある方は、自己PR文の作成でつまずくことが少なくありません。

この記事では、実際によくある「落ちる自己PRの例」と、その改善ポイント、そして最終的に内定に近づける“伝え方の型”を紹介します。
採用担当者としての目線と、実際の転職成功者の傾向をもとに解説しますので、あなたの強みを引き出すヒントがきっと見つかります。


❌ 【悪い例】自己PR(NG例/日本語)

一見、素直に自分の経験を伝えているように見えますが、問題は“ネガティブな表現”と“動機の浅さ”にあります。
自分で自分の価値を下げてしまっていて、面接官に「この人、本当にウチで活躍できるのか?」と不安を与えてしまう内容です。

請負エンジニアとしてバックエンドの開発をしてきました。Windows Serverは使ったことがありますが、サーバーの機能はあまり使っておらず、少しコマンドを触ったくらいです。英語は得意ではありませんが、外資系は給料が高いので働きたいです。

🔍 悪い例の問題点と改善ポイント(日本語)

課題点内容
抽象的・曖昧「バックエンドの開発をしてきました」など、具体的な技術や成果が記載されていない。
否定的な表現「あまり使っておらず」「得意ではない」など、ネガティブな言葉が自己PRの中で目立っている。
動機が弱い「給料が高いから」は志望動機として浅く、採用側に刺さらない。スキル貢献や成長意欲を示すべき。
構成が未整理短く単調な文が続き、読み手に知的・戦略的な印象を与えられない。

✅ 【良い例】自己PR(改善済み/日本語)

この良い例では、具体的なスキルを明示しながらも、自分の成長意欲と貢献意識を伝える構成になっています。
実際に外資系の面接でも好まれる“前向きで実務的な”自己PRです。

私は、JavaやC#を中心としたサーバーサイドエンジニアとして5年以上の経験があります。Windows Serverに関しては、ネイティブな機能設定の経験は少ないものの、コマンドラインツールを活用して日々のサーバー操作を自動化・効率化してきました。

バックエンドのシステムアーキテクチャを理解し、短納期の中でも堅牢なソリューションを実装することが強みです。今後は、グローバルな環境で業務改善やパフォーマンス向上に貢献していきたいと考えています。

✨ 良い例の改善ポイント(日本語)

改善点内容
スキルと経験の具体化JavaやC#、スクリプトによる自動化など、具体的な技術経験を明示。
Windows Serverの経験を前向きに言い換え「あまり使っていない」ではなく「CLIで効率化に活用」と表現をポジティブに変換。
キャリア志向の志望動機「グローバル環境で貢献したい」という前向きで説得力ある理由を提示。
文章構成の整理文章に論理的な流れを持たせ、プロフェッショナルな印象を強調。

🔁 カスタマイズできる日本語テンプレート

ここで、サンプル的に志望動機や自己PR で再利用できるテンプレートをご紹介します。

私は[使用技術やプログラミング言語]を活用し、[プロジェクトの概要や成果]に取り組んできました。Windows Serverについては[具体的な利用内容]の経験があり、自動化や効率化に活かしてきました。今後は[貢献したい内容]を通じて、外資系企業でさらなる成長と貢献を目指しています。

これを見ていただければわかりますが、技術の内容や、概要、成果を具体的に書くことが重要ということがわかると思います。

テンプレートを使い回すのではなく、このテンプレートにどのような要素が含まれているか、という点を考えると良い履歴書がかけるようになります。

ただ、自身だけではうまくかけなかったり、何を追加すればよいかがわからないと思います

このような悩みを解決する面談セッション、実施しています。

セッションの予約数は限られていますので、相談されたい方はお早めにご確認いただくことをおすすめいたします。

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